アメリカの地方自治研究

著者 千草 孝雄

判型:A5判・上製・462ページ

発行日:2013年8月30日

ISBN:9784904180310

定価:4,000円+税

 

19世紀フランスの思想家、アレクシ・ド・トクヴィルは、名著『アメリカのデモクラシー』の中で、「地方(地域)自治の制度が自由にとって持つ意味は、小学校が学問にとって持つ意味と同様である」と述べた。そしてこれを読んだイギリスの歴史学者・政治家ジェームズ・ブライスは、「地方自治は民主主義の学校である」という名言を残している。アメリカの政治が旨く機能している背景には、地方自治制度の存在が大きい。

本書は、著者が長年に亘り研究してきたアメリカ行政学の創始者の1人とされているフランクリン・J・グッドナウの地方自治研究について、行政学・地方自治論の古典とも言える、その主著『政治と行政』〔1900年〕を中心に詳しくその内容を咀嚼・紹介している。

一時グッドナウの研究は過去のものと思われていたこともあったが、近年グッドナウの影響を受けたJ・H・スバラやH・G・フレデリクソンなどによって、アメリカ地方自治研究の更なる進展が見られるようになり、その内容が見直されて来ている。

本書は第一部にて、グッドナウの人物像、業績、基礎理論・地方自治論を詳しく解説し、第二部にて、スバラやフレデリクソンの市支配人制研究、都市政府形態論、カウンティ政府論などについて紹介している。地方自治研究者、地方政治と地方自治にたずさわる政治家、行政マンにとって大いに参考になる大著である。

 

著者:千草 孝雄(ちぐさたかお)

1955年         徳島県に生まれる

1979年         東京大学法学部卒業

1979年~1982年  東京大学助手(法学部)

1994年~2000年  高岡法科大学助教授

2000年~2002年  高岡法科大学教授

2002年~        駿河大学法学部教授

専攻    行政学

主要論文 「グッドナウの地方自治論(1)~(8 完)(『自治研究』第65巻第5号~第12号)、他                                                                                                 専門書↑

                                   

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